女性の実印はこれがNo.1でした~元銀行員が住宅ローン現場から語ります

印鑑イメージ
  • 他の女性はどんな実印を作ったんだろう?
  • かわいいものってやっぱり馬鹿にされる?
  • 正直そんなに使わないのにいいはんこを買う必要ある?
  • 銀行印と実印が同じ人っているのかな?ダメかな?

こんにちは。某元銀行の住宅ローンの担当をしていました。そのときに非常に多くの方のご実印、銀行印を見てきました。

その中で女性のお客様から多く聞こえたのは、

「実印を作るのが初めてでした」
住宅ローンを組むために初めて作りました」

という声です。

その中でいろいろ悩まされた人も多くおられ、まだ実印を作っていない人にはその助けになるようなアドバイスをしてきました。

今回はそのような経験を元に、女性の実印、銀行印選びのポイントについてお話します。

女性の実印で多い「材質」と「色」

女性は男性より素材にこだわる傾向がなく、比較的すんなりと素材を決められている印象です。

ただ女性らしいというか、男性の実印ではまずみない素材や見た目のものもあります。この辺りはアクセサリー感覚も入っているんだと思います。女性の実印のほうが個性が出やすいですね。

ただ住宅ローンを組まれる女性のお客様を見ている限り、やはり極普通の実印を作られている方が多いです。一部が個性的という印象です。

女性らしい素材もあるけどベーシックなものが人気

実印イメージ

材質は木目調のもので黒や茶色系統のものが多いです。

  • 柘植
  • 彩華
  • 黒水牛

が価格も安くて品質も安定していて一番人気です。だいたいはこれです。さすがに象牙とかは見ないですね(笑)

実印=黒い

という重厚な印象もあるので、木目調の柘植等以外でだと真っ黒で高級感ある黒水牛はよく見ます。

女性らしいピンクカラーもたまにおられます。ただ「実印」ということで、固く奇をてらわない女性が多いですね。

20代前半で初めて自分の実印を作成された方は、ネット通販で注文した人が多く、そこで人気になっているピンク系や半透明素材などの宝石っぽい素材で作っている傾向があります。

あとは女性の雰囲気ですね。カチッとした方は男性と変わらない素材ですし、なんか明るい人だなって印象の人は新素材系の実印ということがチラホラとあります。

10年後でも人前に出して恥ずかしくないかどうか?というのが一つの選択ポイントではないかと。

安い価格帯がほとんど

実印の価格帯はまちまちです。主に素材の希少性で決まるのですが、銀行の住宅ローン現場で見る限りは、90%以上がベーシックで安い価格帯のものです。

柘植のような木の素材か、真っ黒の黒水牛。このどちらかですが、価格帯としては全体の内一番安い部類に入ります。黒水牛はちょっとだけ高くなりますが、一生に一度しか買わないような実印としたら安いです。

どっちかと言うと男性の方が価格帯を気にされますね。女性はあまり価格帯での見栄などは関心がなく、お財布と将来性などで堅実に選ばれている印象です。

当たり前ですが、ゴム印は印鑑登録できないのでダメですよー。

迷ったら天然素材が後悔しない

いろいろ素材があるなあ~と悩むと思います。そんなときはリーズナブルな「天然素材」を選んでおけば基本的に後悔がありません。

  • 柘植などの木製
  • 黒水牛の角などの動物由来

日本人は印鑑に占い要素や生命的な価値観を感じる民族なので、天然素材を使うというのはとても理にかなっているのです。

仏具や神具も当然天然素材ですよね。

価格帯も1万円以下なので買いやすいです。後は色の濃さで選べば後悔はしないでしょう。

もしくはチタンのような無機質な金属。天然素材と言えば天然。金属の中でもチタンは特殊で、錆びないしくすまない、利用価値も高く、唯一のシルバーカラーなので女性にもしっくりきます。

女性の実印で多い「サイズ(大きさ)

女性が実印作成で気にするのは主に大きさです。素材は好みで自由に選ばれますが、大きさは「太い」「細い」という女性が気にするワードなので敏感です。

最近はネット通販で買う人が多いので、そこで勧められる女性向けサイズで作られる人が多数です。ただ女性だから細い実印じゃないと変ってわけじゃないんですよ。実際に住宅ローン契約ではガッシリした実印を押される女性も多かったです。

男より細いサイズというのはただのイメージ

ご夫婦の場合、旦那さんはゴッツい感じのいかにも実印!という感じのものが多いです。奥様は小ぶりで銀行印に使うようなサイズが多いです。

ただこれは、主に若いカップルの場合です。なぜなら一緒に実印を作成しているケースが結構多いからです。完全に両方共新品という実印を何度も見ています。20代から30代前半のご夫婦によく見られます。

実印を作成される時に、どっちも同じサイズだと、どっちがどっちの印鑑なのか分かりづらいというのが理由。そして女性のほうが「太い」というのはなんか嫌!ということで、男が太くて女が細いという作成パターンになります。

しかし、夫婦でもバラバラの時期に作成した実印の場合は、本当にバラバラです。ご主人のほうが細いことも普通にあります。だからといって恥ずかしいことは何もありません。実印の価値は本人次第であり、他人や銀行、役所が何か言うことはありません。

女性のサイズは13.5mm~15mmが標準的

女性の実印サイズ

女性の実印サイズは13.5mm~15mmが一般的とされています。

でも住宅ローンの契約現場で見てきた限り、これより一回り大きなサイズもたくさん見てきました。男性は15~18mmで、旦那さんと同じサイズの人も多くおられました。

ご夫婦でサイズが違う場合でも、結婚後に夫婦で作成した事例では1.5mm違いの僅かな差、もしくは同サイズが目立って多いです。

同サイズだとどっちがどっちか分からないという心配もあるかもしれませんが、同サイズの場合はほぼ決まって字体が違うか、奥様だけ下の名前のみというのが多いですね。

あとは市役所等に印鑑登録する際のルールを守ればO.K.です。

どこも基本的に共通ルールで、

  • 印影が最低8mm四方より大きい
  • 印影が最高25mm四方に収まる

というのが条件です。

シャチハタの印影でも9mmくらいはありますし、かなり大きな印鑑でも25mmを超えることは普通ありません。

ですから、手持ちの適当な印鑑を実印登録する場合でも、基本的にこのルールをはみ出ることは稀です。新しく作成する場合でも、例えばネット通販なら実印の申し込みページでこのサイズに合わないものは注文できませんしね。

女性の実印で選ばれる字体

女性が実印を作成するに当たり、何が良いのか悪いのかがさっぱり!というのが字体(フォント)の選択だと思います。

よく見るのは読めない系の難しい字体ですが、男性より女性の方が読める自体が多いのは事実です。

女性も読めない字体がよく選ばれる

実印の字体

一般的に実印で用いられる字体は、

  • 印相体(印相体)
  • 篆書体(てんしょたい)
  • 吉相体(きっそうたい)
  • 古印体(こいんたい)

ですね。

古印体は年賀状で見るような読めるフォントです。上2つはシンプルな漢字じゃないと何が書いてあるのか現代人には分からないようなフォントです。

実印という性格上、偽造されにくいという目的で印相体と篆書体、吉相体がよく選ばれます。吉相体は印相体よりちょっと太いだけです。

住宅ローンの契約書を見る限り、やはり読めない系の字が目立ちます。

ネット通販のハンコ屋さんの人気ランキングでも、印相体、篆書体、吉相体に続いて古印体(読めるフォント)となっています。

字体に関しては特に男女差はないかな?という印象です。

下の名前のみの場合は古印体が増える

でも女性は結構、読める字体が多いです。

というのは、ご夫婦の場合は、女性は下の名前だけで印影を彫ることが結構多いからです。その場合に篆書体みたいな読めない字体にすると下の名前で一般的な二文字か三文字を彫ることになります。

ただ、13.5mm~15mm以上の実印向けサイズに二文字というのは、字の画数が少ない簡単な字だと、ちょっと抜けたような、詰まりが悪い見た目になって安っぽく見えるのです。

だから女性で下の名前二文字などの場合、読める古印体で彫られるケースが増えます。

どんな印影になるのかは、ネット通販でシミュレーションできるので確認できますよ。

結婚前と結婚後で違う字体

女性の場合、結婚したら苗字が変わるからという理由で、ご結婚前に作られた実印は下の名前だけになっているパターンが多いです。山田美穂さんなら「美穂」とだけ掘られている印鑑です。

男性でこのタイプは見たことがありませんが、女性はよく見かけますね。

逆に結婚後に作成されたと聞いた実印の場合、ご夫婦で同じ字体でフルネームというのが増えます。

あつお客様は、「下の名前だけにしたら離婚前提みたいじゃないですか(笑)」とおっしゃられていましたね。確かに入籍後ならフルネームでいいんじゃないでしょうか。

もし仮に離婚、なんてことになっても、今は実印価格が高くないので痛手になるわけでもありませんしね。

女性が実印を作るタイミング

男性より女性は実印を保有していない割合が多いようです。住宅ローンの契約で初めて作ったという女性は結構多いですね。

実際のところ、実印ってあんまり使う機会がないんです。

  • 不動産の購入・登記手続き
  • 銀行・不動産の相続手続き
  • 車のローン・所有権譲渡
  • 就職時の身元保証人になるとき
  • パスポートの代理取得

などなど、実印が登場する場面は重要な契約のときです。

でも大人になってもこういった機会が全くない人は結構多くて、相続のときに初めて必要になったという人もいます。相続でも相続人が一人なら実印が必要にならないこともあります。

それに急に実印が必要になるケースも稀です。

何も実印は新品である必要がないので、急に必要になっても手持ちの印鑑を役所に持っていけばすぐに登録できます。

だから女性が実印を作るタイミングというのは、

  • 結婚で苗字が変わった
  • 不動産や車のローン契約
  • 新社会人など節目

といったことが多いようです。

女性の実印で印象に残ったパターンはこれ

住宅ローンの仕事では非常に多くのお客様のご印鑑を拝見してきました。だいたいどの方も同じような印鑑なせいもあり、ほんの少しの違いがものすごく印象に残っています。

こんな女性の実印が印象に残ったという例を紹介します。

王道の黒水牛

レアじゃなくて定番なのですが、なんかデキる女性というか、女性にもこの重厚な佇まいの印鑑って似合うんだなって考えが変わりました。

いかにも実印という高級感ある黒々としたツヤと手に伝わるしっかりとした重量感。男性っぽいと敬遠する人もおられますが、正直これは好印象です。

表現が難しいのですが、この方は多分ものすごくしっかりされているんだろうな、頭が良さそうだなという印象を感じざるを得ません。もちろん普通の印鑑だった逆に思うことはありません。ただこういった女性のお客様は書類面もしっかり揃えていただけた印象があります。手続き面を大事に考えておられるのではないでしょうか。

みんな触りたがるチタン

ネットのはんこ屋さんを見ていると最近はチタンの材質が増えてきました。ただ住宅ローンの現場ではまだまだ見かける頻度は少なく、初めて見た時は「お~っ」と声が出てしまいました(笑)

以外に男性じゃなくて女性の方だったんですよね。その方になぜチタン印鑑を選ばれたのかお伺いしたのですが、シルバーでシンプルなアクセサリーみたいで、どうせ買うなら手に持って満足感があるようなものが良かったとのことでした。

不動産決済をしている応接室には、売主、買主、仲介の不動産屋さん、司法書士、そして私と多数の人がいますが、みんなチタンの印鑑を触ってみたいと大人気でしたね。

持つと冷たい感じがしてとてもハンコとは思えない輝きは、確かに満足感、所有欲を満たしてくれると感じました。

何というか、滅多に使わないからこそ、価値ある素材、しかも変わらない価値観というのに値打ちがあると思います。最近かなり増えてきています。

水晶

独特の光沢と軽やかな印象を与えるのが水晶です。水晶は女性のほうが詳しいのではないでしょうか?パワーストーンのように運気向上のアクセサリーとしても定番の素材です。

黒はコーティングされたような透明感の裏に潜むピュアブラックが重くなり過ぎない高級感が特徴。魔除けの意味もあるので新築購入時の書類なんかには最適かも。

黄色は富と繁栄。青は精神安定。白・クリスタルは邪気を払う。茶は不安感を解消。ローズは恋愛運アップなどなど、それぞれに意味、対応する星座などが決まっています。

特にローズの色は非常に女性らしく、何でもピンクが好き!というお客様がバッチリとローズの実印をお持ちになられていました。ちなみにその方の車もピンクです!

ラピスラズリ

とても不思議な深いような浅いような独特なブルーに広がる金の星屑。ラピスラズリは宇宙を表したかのような圧倒的な雰囲気があるパワーストーンです。

とてもオシャレで高級感溢れる若奥さまがお持ちになられました。ちょうどそのときにお召になっていてお洋服も深い高級感溢れるブルーだったので強烈に印象に残っています。他人と差を明確につけるならこれでしょう。

孔雀石

あまりにもすごい色で二度見したのがこれです。実物で見るともっとインパクトと華麗さがあります。まさしく孔雀です。高貴な感じの印鑑はどれかと言われればこれ。クレオパトラも使用した孔雀石を贅沢に印鑑に仕立てることができます。

この印鑑を前に出されるとどんな契約事もうまく行きそうな気がします。これを女性が持っているとものすごい印象。完全に宝石を身につけているのと同じ感じでした。

女性の実印選びのワンポイントアドバイス

ざっと見てきましたが、女性の実印だからといって「ルール」や「慣習」が何かあるわけじゃないですよね。

男性っぽい実印でも、むしろカッコいい感じがしてありでした。逆に男性がピンクや宝石っぽい素材だとどうかと思いますけどね。

実印は一度買うとほぼ二度と買いません

実印は一度購入すると二度目は大半の人が買いません。買うとすると、実印を紛失したり盗難にあった、結婚して苗字が変わって字体を変えないといけない、といったケースだけです。男性でも一度実印を買うとそのままです。

特に実印を変えないといけないという気持ちになる機会が少なく、新しい実印を買うとまた市役所等に行って手続きをする必要があるからです。

なので多少はこだわって購入したほうがおすすめです。実印は何度も押したり手に取るものではありませんが、宝石と同じで気に入った実印を持っているという気持ちが、以外に後でいいものを買ってよかったと思われせてくれます。

いい印鑑ほど、実印を押したときの前後のことがよく記憶に残り、いい思い出となります。

安全性を極めるならオリジナルデザイン

今ネットで購入できるはんこ屋さんの大半は、完全な手掘りではなくて機械掘りの後に手掘りで差をつけるやり方が主流です。

それで十分安全性が保てますが、他人と似たようなものは怖い、あまり気分が良くないということでしたら、完全な手掘りのところを選ぶかオリジナルデザインで発注するのがおすすめ。

完全な手掘りはかなりの価格がしてしまいますが、オリジナルデザインで起こしてくれるはんこ屋さんなら他人と被ることがなく、デザインの指示による修正もできるのでより安心度と満足感が高まります。

女性の実印作成に私がおすすめするショップとその理由

素敵な印鑑を作られていた方にどこで作られたのかお伺いしたことが何度もあるのですが、やはり今はネットでという方がとても多いです。ネットだといろいろ比較できてイメージも湧きやすいですしね。

それにネット通販ならではの素敵な材質があり、それが一般店より格安で手に入る点も大きなメリットでしょう。

以下のはんこ屋さんはお客様に教えていただいたお店の一部。その中でも元銀行の私がこれはいいんじゃない?というお店をピックアップしました。結構似ている名前のお店が多くて混乱しました!

デザイン修正何度でも!職人仕上げで高級感。材質豊富

デザインの確認がメールで何度でも。修正や要望に応じて仕上げてくれます。オーソドックスな素材から珍しい高級感溢れる素材、豊富な水晶、宝石素材の品揃えはNO.1です。

女性らしい印鑑からベーシックで質の高い印鑑までどれも選ぶことができます。一度は覗いて見て欲しいと思います。

納期 通常は翌日発送、+300円で最短即日お急ぎ発送
送料 全国一律540円、5400円以上無料

大人の女性のチタン素材が豊富

こちらのはんこ屋さんもデザイン確認と修正が可能です。特に豊富な材質はチタン素材。チタンというと一色かと思いきや、透き通ったゴールドチタン、深みのあるブラックチタン、超高級な銀素材まであり、高級感を出したいならぜひ一度チェックが必要なはんこ屋さんです。

カラーチタン印鑑は落ち着きのある大人のカラーで年齢を重ねたときでも恥ずかしくない、そして若々しい素敵なカラーです。材質の説明も豊富なので、質感に拘る人は必ずチェック。

納期 通常は翌日発送、+54円で最短即日お急ぎ発送
送料 全国一律540円、5400円以上無料

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